商人の鑑

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商人の鑑

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今日、ふとニュースを読んでいたら興味深い話題がありました。

その話題とは東京、大阪、福岡など有名百貨店なので有名な老舗和菓子店「虎屋」の十七代目社長のコメントでした。

本社ビルの建て替えで営業を一時中止するとういう告知でのなかで題名のもある「商人の鑑」などや「顧客に丁寧に向き合っている」

など賛美の声が上がっているという内容でした。

今までのお客様に対しての思い出を語っておられるのですが読んでいて正直、ほっこりとした温かい気持ちになりました。

普段、商売をしているとどうしても利益のことを考えなくてはいけません。

スタッフを含め、その家族もいるわけですから。

ただ印象に残った内容には小さな羊羹1つをご購入された当時幼稚園児のお客様の話が紹介されていて、小さな羊羹1つでは大した利益にはならない

はずなのですが、その時の情景を覚えてらっしゃる所に商人の原点みたいなものを感じさせられました。

なぜ今日、そのような内容を書いたかというと、大阪市阿倍野区に出張買い取りにおうかがいさせていただいたのですが、

依頼していただいたお客様がオーディオをお持ちの方の息子様からのご依頼でした。

ご依頼主様のお父様はまだ健在なのですが老人ホームに入られるとのことで自宅を整理したいとのことでした。

ご依頼主様自体はオーディオの知識がなかったものですからとりあえず見積もりに行かせていただき、商品を見積もりさせていただいたところ

商品の状態はいいのですが正直、そこまで高価なものではありませんでした。

ただ、オーディオの状態を拝見させていただいたとき大変大事にされていたんだなということがわかりました。

ご依頼主様である息子さんと当時の思い出なんかをお話しさせていただいてるうちに商品の価値もそうですがその思い出も含めたすべてをご購入させていただいているんだということを

改めて感じさせられましたとスタッフが会社に帰ってきて違うスタッフに話をしているのを聞いたからです。

当社のスタッフも含め私たちはとてもじゃないですが「商人の鑑」にはなれていません。

ですがスタッフ一人一人が商人の鑑になれるように日々努力しています。

当社のスタッフの接客などいたらないところがあればどんどん注意や指摘などしてください。

そして、いつか「商人の鑑」の集団になれるように頑張っていきますので

これからもワールドオーディオを含めスタッフ一同をよろしくお願いします。